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H29年度 影近安全大会 を開催いたしました
カテゴリー:お知らせ
全国労働安全週間(10月1日~7日の本週間)と準備期間の9月は、安全大会のシーズンです。
弊社も10月12日、左京区の京都市勧業館『みやこめっせ』にて安全大会を開催いたしました。
”基本に徹し、皆で築こう、本物のよい仕事と、無事故、無災害”という重点目標を掲げ、
参加者一同で【安全の誓い】を斉唱し、互いに安全を誓い合います。
特に、安全意識が高く、無事故・無災害に貢献された弊社、安全衛生協議会会員の協力会社様と、
弊社社員については、安全表彰を行いました。
総会に続き、第2部では特別講演として講師をお招きし『安全管理について』のテーマで拝聴しました。
1.「自分の命は自分で守らなければならない」
2.「誰かに見られてなくとも決められたルールを守る」
3.「いつもと違う事があれば、一旦たち止まり考える」
三つのポイントをよく理解する事を唱えられました。
業務上に限ったことでは無く、日常生活においても共通ですね。
『危険予知で予測した災害は起きず、予測しなかった事故・災害が起きる』という危険予知の法則や、
『20メートルの足場からは墜落しないが、2メートルの足場からは墜落する』といった墜落の法則など
興味深く有意義なお話を交えて頂き、沢山の事を学びました。
個人的に、興味深かった話題は「エビングハウスの忘却曲線」のお話でした。
記憶は、どれくらいのスピードで忘れられていくか?という実験で、被験者に意味のない3つの
アルファベットの羅列(られつ)を被験者に覚えさせ、その記憶がどれくらいのスピードで
忘れられていくかの実験結果のお話でした。
結果、人は聞いたことを20分後には42%忘れ、1時間後には56%、1日後には74%忘れる。
つまり、記憶は、覚えた直後に、半分近く忘れ、1日後には7割以上忘れているという衝撃的なお話でした。
だから、忘れることで事故・災害は起こしてはならないので、安全はコミュニケーションをとって
くり返し・くり返し唱えて、意識定着させる事が重要というお話でした。
今後とも無事故・無災害で安全に努めて参りたいと思います。ご安全に!